SSSS.GRIDMAN 第1話感想
電光超人グリッドマン…それは、僕が生まれる少し前に放送していた円谷プロの特撮作品。
ウルトラマンやウルトラセブンの生みの親でもある円谷が、この時期チャイヨープロダクションとのいざこざもあった時期に制作した作品でした。
電脳世界・電脳ウイルスなど、今では当たり前のように扱われている題材をいち早く取り入れたことで有名ですね。
この間、電光超人グリッドマンの第3話まで視聴しており、時間もあったのでSSSS.GRIDMANを試しに見てみました。
電光超人グリッドマンを見たときは
「あ、この作品はお金がないんだな…」
と思っておりました。
一方SSSS.GRIDMANを見たときは
「あ、この作品はお金があるな!!」
と思いました笑
美しい学校生活の背景、音、生徒らの戯れ、どれも一級レベルでした。
中盤まで、bgmは流れず静寂でした。
それが怪獣の登場から一変。パニック映画のように荒々しく激動の展開となっていきましたね。
また、作中セブンイレブンらしきコンビニの名前がセブンツーワンであり、円谷プロとしてウルトラマンのオマージュも忘れていない作品であることに気づかされます。(ウルトラセブンツーワンというキャラがいるのです。)
最後に。
特撮のアニメ化をすることはこれまで何度も行われてきましたが、アニメ化特撮は
本家特撮以上の迫力に欠けている印象でした。
ただ、グリッドマンは、作中の静寂からの激動の雰囲気の変化が伝わってきて
今までの作品とは一味違うアニメ化特撮だと感じました。
今後、グリッドマンをパイオニアとしてアニメ化特撮の道は切り開けるのか。
見届けていきます。
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