MGクロスボーンガンダムX1 Ver.Ka#01改修箇所の確認

それでは、今日からMGクロスボーンガンダムX1の製作を始めます。(以降X1)

今回はX1固定で制作し、改や改改の形態を作らず進行していきます。これは時短です。個人的にX1の各種形態のなかではX1がお気に入りなので。



それでは改修箇所の確認をしていきます。


まず、素組した状態のものから頭部から両手両足を外し、それぞれにサーフェーサーを吹きました。

その後もう一度組み直します。これで全身サフのグレー一色なX1ができました。この状態を見ながら、今回改修していく所をピックアップしていきます。


右が素組、左がサフ状態です。

比べてみると、サフの状態はまるで量産機のフリントですね。



僕はいつもガンプラを塗装する前は、このサフ状態のまま1週間ほど飾って、構想を膨らませています。行き当たりばったりの作業をやってしまうと、どうしても途中で失敗するんですよ。だからサフの状態で気になる所をピックアップしてから作業に取り掛かります。



処理するものとして、ランナーからパーツを切り落とした後に出来るゲート跡がありますね。目立つゲート跡を赤丸で囲みました。

表面処理の段階で、このゲート跡は綺麗にヤスって行きたいと思います。


これといって特に処理の難しい場所はありませんが、15m級のMSのMGキットだけあってモールドが浅いので、ヤスりすぎてモールドが消えないようにしないといけません。

あからさまに消えそうなモールドは、予めケガキ針やデザインナイフで掘り直していきます。

そして、背面にはクロスボーンガンダム系のキットの最大の課題が…!


背部に見える4方向に伸びたフレキシブルスラストバインダーの肉抜きです。


プラモデルは樹脂で出来ています。その樹脂が多ければ多いほど生産コストは高くなります。少しでも安く済ますため、樹脂を減らし、その結果本来のデザインには無い穴や凹みをあえて作る場合があるのです。これを肉抜きと言います。最近のHGだと、足裏によく見かけます。

今回のX1では、その肉抜きが露骨に現れています。写真の赤マルのように、バインダーの根本と先端に四角い肉抜きが見えます。4本のバインダーすべてに肉抜きがあるので、ちょっと目立ちますね。画像だと肉抜きの箇所が影となり黒色に見えるので、一層気になってしまいます。

そこでパテを使って肉抜きを埋めていきます。

改修する箇所は肉抜きの他に、ブレードアンテナの鋭利化をしていきたいと思います。

塗装については、基本的に劇中を意識した配色で塗り、大きくイメージを変えることはしません。ただ、武器やバインダーは好みに色分けしていきたいとは考えています。


完成は12月中を目処にし、なんとか今年中に終わらせたいです。

というのも来年の3月にほぼ確定で職場の移動があり、引っ越さなければならないのです。

来年はその準備もありますが、引っ越しまでにX1を含めて2体のMGを塗りたいところです。


それでは、制作に取り掛かりましょう!

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