MGクロスボーンガンダムX1 Ver.Ka#04水転写デカール

今回は、クロスボーンガンダムに、水転写デカールを貼っていきます。

そもそもデカールとは、シールの類で、貼って情報量を多くするものです。シールよりも厚みがなくて最終的な仕上がりが自然なものになります。


大きな改造をしなくても、簡単に情報量が多くできるすぐれものですが、水転写デカールは、取って張り付けるシールと違って少々厄介な貼り方をします。


今回は、そんな水転写デカールの貼り方について説明します。



用意するのは、次の物です。

カッターマット、デザインナイフ、ピンセット (マークセッターは必要に応じて)

あとは水を入れる容器です。僕は居酒屋で使ってそうな陶器のものを使っています。水が入れば何でもよいです。ただ、あまり深いものだと不便かもしれません。


そして、これが今回使用する水転写デカールです。ガンダムデカール。

バンダイから発売されている公式のものです。時々欲しい時に近場の量販店で売っていないことが多いんですよねぇ。それが厄介でした。

これは数年前に一斉再販された時に買いだめをしたものの一つです。現在は店舗で見かけなくなりましたが、プレミアムバンダイで通信販売しているので入手は困難ではなくなりました。


裏面にはガンダムデカールの貼り方が載っています。


1.デカールを切り取り、水に付けて台紙から剥がす
2.貼りたいパーツの上で台紙からデカールを滑らせるように動かす。
3.綿棒で水分を取って密着させ、乾燥させる。

これが、水転写デカールの主な貼り付け手順です。

また、基本的に他社の水転写デカールもこれと同様の手順で貼り付けることができます。



デカールの糊を剥がすための水は、常温の水かお湯を使います。お湯だと熱で糊もすぐ剥がれて便利です。

しばらくするとお湯は冷めてしますので、その度にポットや水筒に入れておいたお湯に入れ替えます。この時冷めた水を捨てるためのバケツを用意しておくと便利です。


僕はお湯を使うのが面倒になったため、常温の水を使っています。
勿論水でも十分糊は溶けます。ただ、その分多少の時間はかかりますね。でも作業していると気になりません。


糊を溶かす水ですが、僕は水にマークセッターを20%くらい混ぜたものを使っています。

マークセッターはデカールの糊とデカールの軟化剤としての役割があります。デカールだけでもそのまま貼れるのですが、デカールをより強固に貼りたい場合に使います。本来ならデカールを貼る部分に予め少量のマークセッターを塗っておき、その上からデカールを貼ります。

一般的には上記の使い方をするのですが、このやり方だとデカールを軟化させ過ぎたり、マークセッターの無用な糊が根強くパーツ表面に残ったりします。
これらを防ぐために僕はマークセッターを水に溶かして使います。

では、実際にデカールを貼っていきましょう。

まず貼りたいデカールを切り取ります。それをピンセットでつまみ、水に浸します。1~2分浸して、ティッシュの上に置いて余分な水分を取り除きます。

そうしたら次に、パーツの上に台紙を乗せてスライドさせます。ティッシュや綿棒で余分な水分を取り除いて完成です。
この後1日は乾燥時間を置きます。

乾燥後はもう一度パーツを見て、余分なデカールがパーツ表面に付いていないか確認した方が良いです。
糊はデカール乾燥後、デカールのまわりで目立つように濁った水溜りのようなものになっていることがあります。これはお湯を馴染ませた綿棒で撫でることで溶かして拭き取ることができます。
デカールの糊の跡は目立つのでしっかり取り除きましょう。


以上が水転写デカールの使い方です。
水転写デカールは、比較的簡単にディテールアップのできるものですので、初心者でも挑戦しやすいですよ。
ただ、綺麗に貼るには回数をこなすのが一番なので、何度もチャレンジしてみてください。

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